私、岩崎 梓の大好きな美しいもの、心ときめく音楽。美味しかったもの。 etc...写真を撮りながら気ままにご紹介。よろしくね。


by 岩崎 梓
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コーヒーを待つあいだ。。アマメリアエスプレッソ--武蔵小山

ご近所探訪。。その6

職人さんなどの熟練のお仕事を見るのは楽しいものだが、
そんな仕事姿が見られるお店先というのは
職人さんにとっての、ステージのようなものでもあります。

そんな訳で今日は「勝手にお仕事拝見」。。

武蔵小山に行ったら「アマメリアエスプレッソ」でコーヒーを飲む。
美味しいコーヒーはもちろんだが、
店主のお兄さんがコーヒーを入れる姿を見るのが私の楽しみのひとつ。

以前店内に置いてあった雑誌に、アマメリアさんの「店主への道」というインタビュー記事があった。
なんでも、開店当時お店がまだ落ち着かなかった頃、
近所に大手のコーヒーチェーン店などができてしまったりもあって、来客数も思うに任せなかったそうだ。
そんな時アマメリアさんはご自分のブレンド?焙煎?が開店前とは違ってきているのに気づいたのだそうだ。
そして、これを修正するべく、閉店後にしていた焙煎のお仕事を
疲れていない、朝のクリアな時間帯に変えたのだそうだ。
そして、コーヒーの味を調整して、「これでよし」と思ったところ
なぜかその頃から、安定的にお客さんが増えてきたのだそうだ。
ざっくりそんな記事だったと思います。

いつか、腹話術の「いっこく堂」さんも同じようなことを言っていた。
デビュー前、くる日もくる日も腹話術の技術を一人黙々と模索し続けたそうで、
それが結構長い期間続いたということだったと思う。
そして、ある時自分のスタイルが「できた」と自分ではっきり分かった時があって、
その後、急に仕事が舞い込むようになったのだそうだ。
なんだか説得力のあるエピソードですね。。

まあ、どんなお仕事でも(特に職人的な要素のある仕事ならなおさら)続けて行くうちはずっと改良、向上していくものですから、「これでよし」もスタート地点に着くためのレヴェルの「これでよし」で、
「いっこく堂」さんもテレビで見るたび、技が驚異的に向上しているのが分かります。
(ああっ、この記事を書いている途中、音を消してつけていたテレビをふと見ると
いっこく堂さんが出ている!シンクロ。。)


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さて、アマメリアさんのコーヒー抽出姿というかお仕事ぶりは、静かな集中とリラックスとが同時に感じられてなんとも素敵、ほっとした気分になれるのだが、
この雑誌記事を読んでふ〜ん、と納得した。
「これでよし」という雰囲気が自然ににじみ出て、
「それでいいんだな。」とお客さんを安心させるのですね。

昔からコーヒーやさんの「マスター」といえば、寡黙なイメージで、
黙っていれたコーヒーを、カウンター越しに静かに差し出し、
黙ってお客さんを受け止めてくれる、みたいなキャラクターを思い浮かべるけれど、
ちょっと世代が違いますから、こちらはもうちょっとドライな感じですけど。

コーヒー屋さんはこの何年かでニュータイプが一気に広がったようで、
コーヒーが美味しくて、寛げるお店が増えましたね。
このアマメリアエスプレッソでも豆を選ぶと、ドリップ、フレンチプレス、エアロプレスという3種類から抽出方法を選ぶことができる。
尋ねると、それぞれの特徴を教えて下さるが、そのお仕事ぶりが引き立つのはやっぱりドリップですかね。
慌てず騒がず、コーヒーが落ちるのにまかせて、とっくりと一杯をいれて下さる。
お客さんは、それまでの束の間はコーヒーが落ちてくるのを眺め、ただ待つのみの何にもない時間。
一句詠めそうな余白の時間です。


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こちらは、フラットホワイト。ダブルエスプレッソにフォームミルクの組み合わせで、濃いめのカプチーノという感じ。
ラテアートの ミルクの模様も泡がクリーミーだからとってもきれい。。

インテリアもロンドンな雰囲気で、暖かみがあって、私はとても好き。。
居心地よすぎでいつももう少しもう少し。。と帰るのが遅くなってしまいます。


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お店の外でご主人の帰りを待つ。。
寒いですナ。。
勝手に撮ってゴメンね。
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by leventmurmure | 2011-12-06 22:12 | dairy