私、岩崎 梓の大好きな美しいもの、心ときめく音楽。美味しかったもの。 etc...写真を撮りながら気ままにご紹介。よろしくね。


by 岩崎 梓
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右か左か

私のひそかなお気に入り番組「ホンマでっかTV」にて、
なでしこジャパンの澤穂希選手がお悩み相談をしていた。
澤選手の悩みは「リズム音痴を直したい」というもの。
優れた運動神経をお持ちのはずなので、その場にいた人は一様に驚いていた。

トレーニングメニューで、手と足の動きが一致しないものなど、他のメンバーと同じようにできないのだそうだ。
回答をを担当する各分野の専門家たちのリクエストにこたえて動く澤選手は確かにぎこちなく、リズミカルではない。

しかし結果的には、彼女は指示された動きに合わせるのが苦手なだけで、オリジナルなリズムは持っている、
むしろそのリズムが他のひととは少しズレていることで、
試合中も意外な動きやポジション取りをすることができて、プレーに生かされているのではないか?ということだった。
理由は分からないけれど今まで「リズム音痴」がうまく機能してきているから、
直すことはない。という回答に落ち着いたようだった。


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後日、何か食品のCMに出演する澤選手を見ていると、左手でお箸を持っていた。
左利きかあ。。
(一緒に出演した他の二人の選手は右手だった。)


今ではあり得ないことらしいが、私は幼稚園で生来の左利きを矯正された。
右利きが多数派だから、大人になって世の中をいきやすいように、という教育的配慮でしょうか??

お箸もペンも右手で持つようになった私だが、
それでも世の中すべてが右利き仕様になっていて、それにさっと対応できないことがある。
澤選手の微妙な「ズレ」は左利きも一因かもしれない。



先週、自転車で転んで、右手の指が腫れてしまった。
ペンもお箸も上手に持てない。
しかし、料理を始めてしばらくして気づくと、
左手で包丁を握っているのだ。
頼んだ訳でもやろうとした訳でもないのに、トントンと上手に野菜を刻んでいる。

うふっ、となんだか嬉しくなり、左手が可愛くさえ思えてきた。
いつもサポートにまわっているけれど、
生まれつき、私の身体の動きをリードする役回りだったはず、
それが、右手がピンチになったら黙って出てきて活躍しているのだから。。
左手の仕事ぶりを眺めながら、なんだかうきうきとしてきた。
いつも、引っ込み思案な我が子の活躍を見守るお母さんの気分だ。


往々にして、そんな自分の意外な面をみつけるのは、
余計な思惑の働いていない時で、無意識のなせる業だと思う。
澤選手だって自分のズレを意識してポジション取りしている訳ではないだろう。

だからこそ、自分のよさ、というのはなかなか自分では気づきにくいものなのかも知れません。。

私だけズレていると、チームの皆に迷惑をかけてしまう、と眉をちょっとひそめて悩んでいる澤選手もなんだか可愛かったけれど。。
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by leventmurmure | 2011-10-19 00:51 | dairy